ビジホの枕はなぜ2個ある?快眠の工夫を調べてみた

- 2個ある一番の理由は「高さ・硬さの調整用」——好みに合わせて重ねたり使い分けたりできます
- 読書・スマホの背もたれ、寝返りのサポートなど、寝る以外の役割も担っています
- 快眠特化チェーンは「選べる枕」へ進化——枕バーで自分好みを選ぶ文化が広がっています
ビジネスホテルの部屋に入ると、シングルベッドなのに枕が2個置いてある——そんな光景に見覚えはないでしょうか。ひとりで泊まるのに、なぜ枕は2個なのか。当たり前すぎて理由を考えたことがない人も多いはずです。
この記事では、ビジホの枕が2個ある理由を、快眠のための工夫という切り口で整理します。あわせて、枕そのものにこだわる「選べる枕」文化についても触れていきます。
理由その1: 高さ・硬さを自分で調整するため
もっともよく挙げられる理由が、寝心地の調整です。枕の高さや硬さの好みは人それぞれで、低い枕が合う人もいれば、高めが好きな人もいます。1個だと高さが固定されてしまいますが、2個あれば重ねて高くしたり、片方だけ使って低めにしたりと、その日の気分や体調に合わせて調整できます。
また、素材違いの枕を2種類用意している店舗もあります。柔らかめと硬めを1個ずつ置くことで、宿泊者が「今夜はこっち」と選べるようにしているわけです(2026年8月時点・置き方は店舗により異なります)。誰が泊まっても外しにくいように、という配慮の表れといえます。
理由その2: 寝る以外の役割もある
枕は寝るときだけに使うものではありません。ベッドの上でスマホをいじったり、本を読んだり、届いた仕事のメールを片づけたり——そんなときに背もたれ代わりとして枕をもう1個使う人は多いはずです。ヘッドボードに立てかければ、ちょっとしたリクライニング気分になれます。
さらに、横向きで寝る人が抱き枕のように使ったり、膝の下に挟んで腰の負担を軽くしたりと、2個目の枕は「寝姿勢のサポート役」としても働きます。寝返りのときに頭が落ちにくくなる、という実用面のメリットもあります。1個だけよりも、2個あるほうが快適に過ごせる場面は意外と多いのです。
理由その3: 見た目・ベッドメイクの都合
実務的な理由もあります。ベッドメイクの観点では、枕が2個並んでいるほうがベッドの幅が埋まり、見た目が整って見えるという効果があります。ホテルの客室写真でベッドがふっくら豪華に見えるのは、枕の置き方の工夫によるところも大きいものです。
また、セミダブル以上のベッドを1名利用で提供している部屋では、そもそもベッド幅に対して枕2個が標準サイズ、というケースもあります。ビジホのベッドは年々広くなる傾向にあり、それにあわせて枕の数や大きさも見直されてきました。お風呂まわりと同じで、限られた空間で満足度を上げる工夫のひとつです(大浴場の広がりについては大浴場で選ぶビジネスホテルの記事でも整理しています)。
「選べる枕」という進化: 枕そのものにこだわるチェーン
2個置くだけでは飽き足らず、枕そのものを選べるようにしたチェーンもあります。代表格がスーパーホテルの「選べる枕」で、ロビーなどに設けられた枕コーナー(枕バー)から、高さや素材の異なる複数の枕の中から自分に合うものを部屋に持っていける仕組みです(2026年8月時点・実施状況は店舗により異なります)。
スーパーホテルは無料の健康朝食や天然温泉とあわせて「ぐっすり眠る」ことへの投資を打ち出しており、枕はその象徴的な存在です。当サイトには高濃度炭酸泉 演舞の湯 スーパーホテル新宿歌舞伎町や天然温泉 奥湯河原の湯 スーパーホテルPremier秋葉原など、都心の店舗も収録しています。快眠へのこだわりが気になる方はスーパーホテル 名古屋駅前のような主要駅前店もチェックしてみてください。
枕にこだわるという発想は、いまや多くのチェーンに広がっています。ドーミーインのように大浴場・サウナで体をほぐしてから眠る導線を用意するところもあり、すえひろの湯 ドーミーイン秋葉原のような店舗では「湯上がり→良い枕→就寝」までがひと続きの体験としてデザインされています。ドーミーインの人気の理由はこちらの記事で分解しています。
自分に合う枕を選ぶ小さなコツ
枕が2個ある、あるいは選べるとしても、合わせ方が分からなければ宝の持ち腐れです。基本はあお向けで首の隙間が埋まる高さが目安。低すぎると頭が沈んで首が反り、高すぎると顎が引けて呼吸がしにくくなります。横向きで寝る人は、肩幅のぶんだけやや高めが合いやすい傾向があります。
ビジホなら、まず1個で寝てみて首に違和感があれば2個目を足す、という試し方が手軽です。翌朝に首や肩が軽ければ正解。合わない日が続くようなら、次回から「選べる枕」のあるチェーンを狙うのも一手です。連泊時の過ごし方は連泊出張を快適にする小ワザ集もあわせてどうぞ。
まとめ
- 枕が2個あるのは主に高さ・硬さの調整のため。重ねる・使い分けるが基本
- 背もたれ・寝姿勢サポート・見た目など、寝る以外の役割も担っている
- 快眠特化チェーンは「選べる枕」へ進化。合わなければ枕で店を選ぶのもアリ
「今夜はぐっすり眠りたい」という日は、枕や大浴場など快眠まわりの設備でホテルを選ぶのも賢い手です。当サイトのマップは右上の「チェーン絞り込み」で、スーパーホテルやドーミーインなど狙いのチェーンだけを表示できます。
よくある質問
Q. ビジホの枕は必ず2個ありますか?
A. 多くの店舗で2個が標準ですが、部屋タイプやチェーンにより1個の場合もあります。数や種類は予約ページの客室写真・設備欄で確認できます。
Q. 枕が合わないときフロントに相談できますか?
A. 店舗によっては予備の枕を貸し出していることがあります。硬さや高さで困ったら、フロントに相談してみると解決することがあります(対応は店舗により異なります)。
※ 本記事の情報は2026年8月8日時点のものです。設備・サービス・枕の提供方法は店舗・部屋タイプにより異なり、変更される場合があります。最新情報は各ホテルの公式サイト・予約サイトでご確認ください。